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昨年映画館で観て衝撃を受けた作品:「桐島、部活やめるってよ」のDVDを買いました
まだ全然話題になってない上映開始の昨年夏、映画通の知人のオススメということで劇場に観にいきました
レイトショーとはいえ席は本当にガラーンとしていて、真ん中後部あたりの席に10人いるかいないかの状態だったので、まったく期待しないで観たのですが・・・
もう、終わってからの胸の苦しさといったら・・・
しばらく何も話すことができないくらいの胸いっぱいな気持ちになりました・・・
ストーリーはというと説明しづらいのですが、学園内にあるヒエラルキー(上下関係みたいなもの)をひしひしと感じる作品です。
タイトルの"桐島"というのは、このヒエラルキーのいわばトップに分類されるタイプの人物なのですが、その桐島が部活をやめるというウワサにより、影響を受ける者と全然関係ない者、それぞれの日常を映していく映画です
他の学園ものでは、ヒエラルキーのどこか一点に焦点があてられているか、ヒエラルキーの存在そのものがほとんど無い状態になっている作品(金八先生みたいなw)が多いように思うのですが、この作品は学生時代絶対的に感じていたヒエラルキーを本当にリアルに描き出していると思います
自分のヒエラルキーは下のほうでしたが(笑)、何故か不思議と上のほうのヒエラルキーの人の気持ちも理解できる気がしたのが何か不思議でした。
スポーツができたり、モテたり、明るかったり、オシャレだったり・・・という、下から見るとまぶしくて何の悩みもなさそうに見えたヒエラルキーの上のほうに居た人たちも、実はいろいろ思うことがある人もいれば、ヒエラルキーで人を分類して交流しステータスとしていた人、逆にヒエラルキーを意識するあまり心からの友達が作れない人もいたのかな・・・という
逆に前田(主人公)のような、自分と似た位置のヒエラルキーにいる人物には、特に発見がない(同類だからかな笑)・・・というか、ああこんな理不尽な思いしたことあるなとか、それでも好きなこと語り合える友達はいたなとか、気持ちを重ねてみることができましたねー
自分とまったく同じ立場の登場人物はいませんが、なぜかどの人物の気持ちにもなんとなく触れることができたような、少し切ない気持ちになる映画です。学生時代の自分に戻ったような気持ちになりました
誰かとワイワイ見るというよりは、一人でゆっくり見てほしい映画です
まだ観ていないひとは、ぜひ~
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まだ全然話題になってない上映開始の昨年夏、映画通の知人のオススメということで劇場に観にいきました
レイトショーとはいえ席は本当にガラーンとしていて、真ん中後部あたりの席に10人いるかいないかの状態だったので、まったく期待しないで観たのですが・・・
もう、終わってからの胸の苦しさといったら・・・
しばらく何も話すことができないくらいの胸いっぱいな気持ちになりました・・・
ストーリーはというと説明しづらいのですが、学園内にあるヒエラルキー(上下関係みたいなもの)をひしひしと感じる作品です。
タイトルの"桐島"というのは、このヒエラルキーのいわばトップに分類されるタイプの人物なのですが、その桐島が部活をやめるというウワサにより、影響を受ける者と全然関係ない者、それぞれの日常を映していく映画です
他の学園ものでは、ヒエラルキーのどこか一点に焦点があてられているか、ヒエラルキーの存在そのものがほとんど無い状態になっている作品(金八先生みたいなw)が多いように思うのですが、この作品は学生時代絶対的に感じていたヒエラルキーを本当にリアルに描き出していると思います
自分のヒエラルキーは下のほうでしたが(笑)、何故か不思議と上のほうのヒエラルキーの人の気持ちも理解できる気がしたのが何か不思議でした。
スポーツができたり、モテたり、明るかったり、オシャレだったり・・・という、下から見るとまぶしくて何の悩みもなさそうに見えたヒエラルキーの上のほうに居た人たちも、実はいろいろ思うことがある人もいれば、ヒエラルキーで人を分類して交流しステータスとしていた人、逆にヒエラルキーを意識するあまり心からの友達が作れない人もいたのかな・・・という
逆に前田(主人公)のような、自分と似た位置のヒエラルキーにいる人物には、特に発見がない(同類だからかな笑)・・・というか、ああこんな理不尽な思いしたことあるなとか、それでも好きなこと語り合える友達はいたなとか、気持ちを重ねてみることができましたねー
自分とまったく同じ立場の登場人物はいませんが、なぜかどの人物の気持ちにもなんとなく触れることができたような、少し切ない気持ちになる映画です。学生時代の自分に戻ったような気持ちになりました
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