×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
みなさん、コメントを下さっていたのになかなか返事をしなくてすみません。
ご心配おかけしました
震災からもう明日で1週間目となりますが、本当に毎日毎日NHKのニュースに貼りついて、ひたすら心配ばかりする日々を送ってしまいました。
とくに福島の第一原子力発電所の現状ですが、国際原子力事象評価尺度で言うとレベル6に達しているそうです。
私たちの普段の豊かな暮らしが、どんなに危険なものの上に成り立っていたのか、今回思い知らされた気がします。正直、原子力発電のリスクや危険性について、小学校のころ社会科でなんとなく習ったとき以来考えたことがほとんどなかったように思います。
「被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業」
(外部リンク)
地震後、案の定首都圏ではおにぎりやパンや米、トイレットペーパーなどの買占めが起こり、一時コンビニやスーパーはすっからかんとなりました。私は車に乗っていないので気づきませんでしたが、ガソリンスタンドもかなり行列ができて、底を尽きた所が多いようでした。
買占めをすると、本当に物資が必要な被災地に行き届かなくなってしまっていけないのですが、正直今回はこんな集団パニックに陥るのも無理がない状況だったように思います。
それは、震災後に気象庁が会見したとき、はっきりと「今後3日以内にマグニチュード7以上の余震が発生する確率が70%以上」と発表したからです。不安定な状態の時にこのような事実をつきつけられれば、誰だって自分や家族を守るために備えようと、必死に動こうとするのが人の心理というものです。
幸いにもその後、この数字は下方修正されたわけですが、とにかくこの翌日ですよ。街じゅうの乾電池や懐中電灯、そして先述の物資が売り切れたのは。
私はひと駅隣の親戚の家へ避難させてもらっていたので、この発表と同じくらいに話題にあがりはじめた「輪番停電」に備えるべく、懐中電灯と携帯電話のバッテリーを求めに秋葉原へ向かいました。
ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ、ソフマップ、名だたる電機店をまわるも完売御礼!
ちょっとマイナーなところ…と思って望み薄ながらも入ったオノデンキにて、かなり少なくなった懐中電灯にありつけました。
単3電池2本で使用できる、500円のちっこいライトですが…^^;
↓これ
ああ…これじゃあほとんど効力ないだろうな…と思ってましたが、親戚のマンションにあった超昔の大きな懐中電灯の光と比べたら、なんとこっちのほうが明るくてビックリ。
技術の進歩を垣間見た瞬間でした(笑)
この時は親戚の家にお世話になっていたから大丈夫でしたが、アパートに戻って1人になった時、真っ暗ななかで過ごすのはさすがに恐怖です。そのため懐中電灯だけは必須アイテムと思っていたのですが…まあトイレくらいには行けるレベルの道具でしょうかね。
震災発生から何度も大きな余震に見舞われましたが、3日目にはアパートに戻り、物で散乱した部屋を片付け、日常に戻るべく身の回りを整え始めました。余震はまだまだ怖いですし、いつ大きな揺れが来ても良いように、しっかり避難できる服装と持ち物を置きながら、あとはニコニコ動画のNHKニュースを食い入るようにみていましたが…日が経つにつれ余震よりも、原発のほうが心配な状況であることがわかってきました。
それに加え停電で電気が1日に2度も消える可能性があったりして、精神的にけっこうきつい状況が続いています。
ただ、被災地のかたがたや、原発現場で放射能の恐怖と闘いながら作業してくださっているかたのことを考えると、こんなことで泣きごとを言ってはいけないと思います><
でも正直停電は1回あたり2~3時間あり、それが2回ある可能性のある日もあります。2回行われたことはまだないですが、一応備えるので回避されてもなんとなく作業に集中できません。
そのため、4月に予定していた帰省をちょっと繰り上げて帰ろうかなあともくろみ中ですが、輪番停電は4月いっぱい、また電力需要の高まる夏場にも行われる可能性があるということです。
停電があけて電気が通ってくる気配がすると、何ともいえずほっとした気持ちになります。先週まで当たり前のようにあり、湯水のように使っていたもののありがたみが、今まさにわかったという感じです。
最近の私たちは、よく平和ぼけしていると言われていました。ウィキペディアの記事編集ランキングも、他国が政治系だったのに比べて日本はアニメ系だと以前友人が言っていました。平和じゃなかった日本というのは第二次世界大戦の戦時中や、原爆にまつわる歴史を思い浮かべることが多かったですが、安心して暮らせる日々というのは当たり前ではないということを今回実を持って感じました。これからもまだどうなるかわからない状況です。
うまく原発の問題を回避できても、その後の復興には…とくに福島はかなりの時間を要するのではないでしょうか。株も大暴落していますし、倒産する会社も、職を失った人もたくさん出たでしょう。また放射能の関係で特定の食品が売れなかったりするかもしれません。
昨年は口蹄疫、最近は鳥インフルエンザなどもあり、ここ数年の日本は本当に災厄続きで、多くの人が大変苦しい局面に立たされています。が…とにかく前に進むしかありません。
今はこの現状を何とか乗り越えられることを祈って、ボランティアでも、節電でも、義援金寄付でも、とにかくそれぞれにできることをやっていくしかありません。
最後に信頼できる義援金募集リンクを貼っておきますので、よろしければお願い致します。
私は手始めに最近得意のニコニコ動画から、生放送用に購入していたニコニコポイントを寄付致しました。他にも信頼できるところがあれば、やりくりして募金したいと思います。お金は目に見えないものではありますが、現地に必要なものを的確に援助できる有効なものだと思います。
【日本赤十字社】東北関東大震災義援金を受け付けます…日本赤十字社では、今回の震災の被害が甚大かつ広範囲に及んでいることから、被災県組織に代わり、皆さまからの義援金を受け付けております。
【ニコニコ募金】東日本大震災 …募金金額を、日本赤十字社(予定)、およびユーザーの意見を元に決めたその他支援団体に寄付します。
※今回の震災を利用して、私腹を肥やす詐欺募金もあるようなので、気をつけてください。
少しでも早く被災者のかたが安心できますように。そして、福島原発で作業しているかたがたが、少しでも早く帰ってこられますように。心から願います。
←ブログランキングのボタンを毎回こっそり貼っときます。もしよければポチっとひとつたのみます。
ご心配おかけしました
震災からもう明日で1週間目となりますが、本当に毎日毎日NHKのニュースに貼りついて、ひたすら心配ばかりする日々を送ってしまいました。
とくに福島の第一原子力発電所の現状ですが、国際原子力事象評価尺度で言うとレベル6に達しているそうです。
私たちの普段の豊かな暮らしが、どんなに危険なものの上に成り立っていたのか、今回思い知らされた気がします。正直、原子力発電のリスクや危険性について、小学校のころ社会科でなんとなく習ったとき以来考えたことがほとんどなかったように思います。
「被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業」
(外部リンク)
地震後、案の定首都圏ではおにぎりやパンや米、トイレットペーパーなどの買占めが起こり、一時コンビニやスーパーはすっからかんとなりました。私は車に乗っていないので気づきませんでしたが、ガソリンスタンドもかなり行列ができて、底を尽きた所が多いようでした。
買占めをすると、本当に物資が必要な被災地に行き届かなくなってしまっていけないのですが、正直今回はこんな集団パニックに陥るのも無理がない状況だったように思います。
それは、震災後に気象庁が会見したとき、はっきりと「今後3日以内にマグニチュード7以上の余震が発生する確率が70%以上」と発表したからです。不安定な状態の時にこのような事実をつきつけられれば、誰だって自分や家族を守るために備えようと、必死に動こうとするのが人の心理というものです。
幸いにもその後、この数字は下方修正されたわけですが、とにかくこの翌日ですよ。街じゅうの乾電池や懐中電灯、そして先述の物資が売り切れたのは。
私はひと駅隣の親戚の家へ避難させてもらっていたので、この発表と同じくらいに話題にあがりはじめた「輪番停電」に備えるべく、懐中電灯と携帯電話のバッテリーを求めに秋葉原へ向かいました。
ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ、ソフマップ、名だたる電機店をまわるも完売御礼!
ちょっとマイナーなところ…と思って望み薄ながらも入ったオノデンキにて、かなり少なくなった懐中電灯にありつけました。
単3電池2本で使用できる、500円のちっこいライトですが…^^;
↓これ
ああ…これじゃあほとんど効力ないだろうな…と思ってましたが、親戚のマンションにあった超昔の大きな懐中電灯の光と比べたら、なんとこっちのほうが明るくてビックリ。
技術の進歩を垣間見た瞬間でした(笑)
この時は親戚の家にお世話になっていたから大丈夫でしたが、アパートに戻って1人になった時、真っ暗ななかで過ごすのはさすがに恐怖です。そのため懐中電灯だけは必須アイテムと思っていたのですが…まあトイレくらいには行けるレベルの道具でしょうかね。
震災発生から何度も大きな余震に見舞われましたが、3日目にはアパートに戻り、物で散乱した部屋を片付け、日常に戻るべく身の回りを整え始めました。余震はまだまだ怖いですし、いつ大きな揺れが来ても良いように、しっかり避難できる服装と持ち物を置きながら、あとはニコニコ動画のNHKニュースを食い入るようにみていましたが…日が経つにつれ余震よりも、原発のほうが心配な状況であることがわかってきました。
それに加え停電で電気が1日に2度も消える可能性があったりして、精神的にけっこうきつい状況が続いています。
ただ、被災地のかたがたや、原発現場で放射能の恐怖と闘いながら作業してくださっているかたのことを考えると、こんなことで泣きごとを言ってはいけないと思います><
でも正直停電は1回あたり2~3時間あり、それが2回ある可能性のある日もあります。2回行われたことはまだないですが、一応備えるので回避されてもなんとなく作業に集中できません。
そのため、4月に予定していた帰省をちょっと繰り上げて帰ろうかなあともくろみ中ですが、輪番停電は4月いっぱい、また電力需要の高まる夏場にも行われる可能性があるということです。
停電があけて電気が通ってくる気配がすると、何ともいえずほっとした気持ちになります。先週まで当たり前のようにあり、湯水のように使っていたもののありがたみが、今まさにわかったという感じです。
最近の私たちは、よく平和ぼけしていると言われていました。ウィキペディアの記事編集ランキングも、他国が政治系だったのに比べて日本はアニメ系だと以前友人が言っていました。平和じゃなかった日本というのは第二次世界大戦の戦時中や、原爆にまつわる歴史を思い浮かべることが多かったですが、安心して暮らせる日々というのは当たり前ではないということを今回実を持って感じました。これからもまだどうなるかわからない状況です。
うまく原発の問題を回避できても、その後の復興には…とくに福島はかなりの時間を要するのではないでしょうか。株も大暴落していますし、倒産する会社も、職を失った人もたくさん出たでしょう。また放射能の関係で特定の食品が売れなかったりするかもしれません。
昨年は口蹄疫、最近は鳥インフルエンザなどもあり、ここ数年の日本は本当に災厄続きで、多くの人が大変苦しい局面に立たされています。が…とにかく前に進むしかありません。
今はこの現状を何とか乗り越えられることを祈って、ボランティアでも、節電でも、義援金寄付でも、とにかくそれぞれにできることをやっていくしかありません。
最後に信頼できる義援金募集リンクを貼っておきますので、よろしければお願い致します。
私は手始めに最近得意のニコニコ動画から、生放送用に購入していたニコニコポイントを寄付致しました。他にも信頼できるところがあれば、やりくりして募金したいと思います。お金は目に見えないものではありますが、現地に必要なものを的確に援助できる有効なものだと思います。
【日本赤十字社】東北関東大震災義援金を受け付けます…日本赤十字社では、今回の震災の被害が甚大かつ広範囲に及んでいることから、被災県組織に代わり、皆さまからの義援金を受け付けております。
【ニコニコ募金】東日本大震災 …募金金額を、日本赤十字社(予定)、およびユーザーの意見を元に決めたその他支援団体に寄付します。
※今回の震災を利用して、私腹を肥やす詐欺募金もあるようなので、気をつけてください。
少しでも早く被災者のかたが安心できますように。そして、福島原発で作業しているかたがたが、少しでも早く帰ってこられますように。心から願います。
←ブログランキングのボタンを毎回こっそり貼っときます。もしよければポチっとひとつたのみます。
PR