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ちょっと語りたくなったので、語らせてください

“おもしろい漫画”の基準って、みんなそれぞれ違うと思うんですけど、私がおもしろい漫画だと感じるのは、大体が“わかりやすい漫画”であることに最近気づきました

もちろん、わかりやすさの中にどうしても答えの出ない部分や、ミステリアスな部分があるとさらに魅力を感じるのですが、自分が好んで読むのは、大体の確率で、言いたい事をほぼストレートに表現している漫画だと気付きました。

じゃああなたの作品もそうなの?と聞かれると、それはまた別というか、自信をもって断言はできないわけです。上に書いたことは、あくまで読者目線での意見ですから(でもたぶん私の作品は、作りがけっこう単純だと思います。)
わかりやすいと言っても、単純ということではありません。伏線などの多い複雑なストーリーでも、わかりやすいものはわかりやすいです

人の漫画を読む時、1回目は普通に読んでもいいけど、2回目からは作者の創作的な視点で読めと、以前講習会で編集さんが仰っていました。私は、だめなことかも知れませんが、作者視点になるのがいやですだって、そうしたらその作品を面白いと思わなくなってしまうので…

でも、もちろん読んでいてハッとするところや、すごい表現だなぁと思うことはたくさんありますでも、それをいちいちメモするわけではないです。
そんなんじゃ、所詮読者どまりだと言われるかもしれませんが、読者としての立場を捨てたくないというか…贅沢ですけど


また、何らかの社会的意義や、リアルな意志を感じる作品こそが“漫画”で、あとは“そのへんのくだらないマンガ”という考えを持っているかたもいることがわかりました。もしかしたら、まったく逆に思っているかたもいるかもしれません。どちらが正しいという話ではなく、同じ「漫画が好き」というかたでも、どんなものを好むかで、かなりの距離を感じる場合もあるのではないかと、この時ハッと気付いたのです(もしかして今さらな事なのかな?)
漫画文化、かなり深いと思いました。


先日、他のトキワ荘におじゃまして、漫画をたくさん持っている子にいろんな作品を紹介してもらったのですが、とても面白いものから、全然良さがわからないものまで、とにかく沢山ありました(後者の言い方は大変失礼ですがまあここは正直に)。
でも、そうやって自分が手に取らない作品もたくさん見せてもらったおかげで、自分の嗜好性や目指したいところが、だいぶ見えた気がしました。

お話もですが、その時見せてもらった漫画は、大体どれも絵の個性にあふれていました。そんななか、わりと大手の雑誌は、絵の傾向がわりと決まっていて、編集さんもそれに合わせさせようとしているところがある気がします。それって、意味あるのかな・・・と思うくらい、世の中にはいろんな絵柄があるんだなーと思いました


漫画、深し。
よくわからないことがまだまだあるみたいです。
(…誰ですか、いい加減わかれと言ったのは

そんな語りでした。ではでは~(・ω・)ノシ
漫画をたくさん見せてくれたMくん、ありがとう^^←ブログランキングのボタンを毎回こっそり貼っときます。もしよければポチっとひとつたのみます。
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プロフィール
名前:渡部まさみ
誕生:5/6
連載歴:
●とりおんな(全2巻)
●くのいち女子高生音無さん(全3巻)

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