こんばんちわわワタベです

先日記事で書いた「侍くんスタンプ」が、ただいま審査中になっていましたうれしいです

どうやら、2月からLINEの審査がちょぴっと早くなっているそうです。うれしいなあワクワクしますこのまま通らないかなあ
ちなみに、「侍くんたちは、音無さんのどこかに出演しています」と書きましたが、正解はこちら↓
45話（2巻収録）の1ページめの背景部分でしたわー
この頃、すでに「このキャラたちをLINEスタンプにしよう」と決めていて、一体一体別紙に描いてイラストを保存しておりましたまだ他にもスタンプにしたいものを色々考えてあるので、今やっている仕事を提出したらすぐ描き始めようとおもいます

さて、LINEの進捗は以上になります。

今回の記事では、ちょっとひとつある動画をご紹介したいとおもいます

こちらは、私がふだんニコ生で作業BGVにさせていただいているピョコタン先生のYoutubeです（ニコ生の内容の一部が動画になっているみたいです）
"カド○ワ"と仰っていますが、編集部によっても色々変わってくるとおもうので、あくまでこの編集部の話として聞くのがよろしいかと思います。

ちょっと過激な語り口なのですが、初めてニコ生で聞いたとき「わかるわかる」とうなずきっぱなしでした。トキワ荘仲間とも、この動画があるあるネタとしてかなり共感できると、ちょっと話題になりました

私も以前、この動画のお話とほぼ同じような目にあったことがあります。（以下体験談）
依頼元の会社Aが、「漫画を制作してほしい」とB社に依頼し、B社が「漫画を描いてくれませんか」という依頼をピクシブから漫画家（私）にしてきたときのことです
B社「来月半ばが締切なのですが、お願いできますでしょうか？」
私「ご依頼ありがとうございます。他の仕事が再来月から始まるので、そこからは不可ですが、来月末までは予定が空いておりますので大丈夫です。」
とあらかじめ伝えたうえで仕事を請けました。資料のやりとりなどを経て、B社から提示されたプロットを元にネームを作成しました。
B社「ありがとうございます。明日の○時までにネームの返信をします。」

そんなメールの返事をもらい、「じゃあ明日の夜から作画に入れるな～」と計画をたてるも…約束の時間が過ぎても、待てど暮らせど返信が来ません
（忙しいのかもしれないから、数日待ってみよう…）

こちらは早くも予定が崩れますが、そんなにギリギリで予定を組んでいるわけではないので、そこまで気にせず待っていますと…
5日くらい経って、やっと返事がきました。
B社「すみません、版元（A社のこと？）がネームの直しをお願いしたいとのことで…」
遅れておいてしれっとメールが来たので、ちょっとむむ…と思いましたが、まあ仕方ないか…ということで何度かのやりとりをしました。そうやっているうちにどんどん日にちは過ぎてゆき、そろそろ当初の締切日に。
「待ちが多いまま時間ばかり経っていくけど、ちゃんと締切に終わるのかこれ？」
そんな不信感を募らせつつ、ネームのOKをもらい、絵のサンプルも見せ、完成原稿を仕上げました。
B社「ありがとうございます。これを版元にチェックしてもらったあと、OKであればこのまま納品となります。明日の○時までにお返事しますね！」
毎回、"明日の○時"という具体的な時間を言ってくるけれど、今まで一度もその時間にちゃんと連絡が来たことがないので、もうこの時点でその手の信用はゼロでした
（まあ、完成原稿で12Pも描いたし、直しと言っても少しだろう…）
そして、そのあと2回ほどちょこちょことした箇所の直しが来たので、数コマ書き直しました。

この時点で、すでに当初の締切を10日くらい過ぎておりました。もう『再来月』に突入しています。締切とは一体なんだったのか…そして、次の仕事が控えていることは伝えてあるので、もうほぼ終わりだと思っておりました。
しかーし

B社「版元から指摘が入りまして、瞳を2倍くらい大きくして欲しいとのことですので、直しをお願いします」
私『えーーーー！？』

最初に、絵のサンプル（登場人物や最初のページ）は提示してあるんですよ？それなのに今さらなにをしかも瞳ってｗ

そしてこの返事も、当然のごとく"明日の○時"をとうに数日過ぎた頃に来るのです。もう、次の仕事の打ち合わせも始まっていました
私「今さら瞳だけ大きくしろと言われても、絵全体のバランスもありますし、大体なぜ最初に言ってくれないんですか？」
B社「版元の指摘なので、仕方がないんです。」
私「最初にお伝えしたように、次の仕事がもう始まっていますし、そんな大きな訂正は難しいです。大体、すべて原稿があがった状態でこういう直しは非常識ですよ」
B社「こちらも忙しいので、なかなか予定がその通りにならないこともあるんです。私も少し漫画の仕事かじったことあるので、お気持ちはわかりますけど…」

かじったことがあるなら、こんな不躾な進行はしないはずですビックリなのが、まったく悪いと感じていないところなんですよね
私「メールの返事も毎回"○時”と仰いますけど、一度も守られないですよね。こちらの都合を全く考慮してくださっていないなくて、もう信用できないんですよ。今回は最後までやりますが、もう二度とそちらとは仕事したくありませんので、これっきりにしてください。」
B社「わかりました。私も言いたいことは色々ありますが…」

なんじゃーその含みのある言い方は
（絵がヘタとかってことかな…？）と勝手に想像してへこみましたがｗ喧嘩しても不快なだけなので、もういいやと思い、目周りだけを切取り・拡大処理して（もうこの時点でこだわりは皆無）提出しました。

原稿料が振り込まれるのが3ヶ月先だったので、それまで不安でしたが、なんとかそれはきちんと振り込まれていたのでホッとしました


もうひとつ別の取引先ですごい話もあって、

C社「今回新たにお願いしたい仕事がありまして、依頼者の似顔絵イラストを描く仕事なんですけど」
私「似顔絵ですか、おもしろそうですね」
C社「ありがとうございます。ただ、今回の仕事は漫画家様にお支払いする報酬がなしとなっているのですが、よろしいでしょうか？」
よろしいわけあるかーー

私「ボランティアでやっているわけではないので、そういう事でしたら、すみませんがお断りいたします」

100歩譲って、依頼者から1円もとらないならまだしも、依頼者からはきっちり高い報酬をもらうという仕事で漫画家に支払いがないというのは、理解できないので、はっきりきっぱりそう伝えましたそれ以来二度とC社からの依頼はなくなりましたいいですけどね

きわめつけにもう1個思い出しました。
D社「渡部先生の連載が決まりました、これからよろしくお願いします」
私「嬉しいです、ありがとうございます。よろしくお願いします」

…しかし、このあとこの担当さんからいっこうに連絡なし。問い合わせたら、何も言わず退社してしまったそうで、後続の担当さんがてんやわんやしたそうです。もちろん連載の話もうやむやに
しかし、私はこれに関してはショックを受けませんでした。なぜなら、普段からいい加減な担当さんだったので、連載が決まったと聞かされたときもあまり信用していなかったからです
連載が決まったという話を受けてからも、誰にもその話はしませんでした。契約書をかわすまではてばなしで喜べないです…


何か愚痴の羅列のようになってしまいましたが、つまりなにが言いたいかといいますと、どう考えても理不尽を感じるところには関わらない、屈しないという姿勢は、今後のためにも大事なのではないかということです。
ピョコタン先生の動画を見るまで、こういう理不尽は胸にしまっておくのが大人だとおもってきましたが、なぜこういう理不尽を言う会社があとをたたないかというと、理不尽を受け入れてしまう漫画家がいるからなんですよねそれは、「これからキャリアを積むために自分も練習のつもりだから、まあいいや」と割り切ったものかもしれないし、私も「自分も駆け出しで未熟な部分も多いし、お互い様かな…」と思って最初は仕事を始めましたから、全部がいけないとは言い切れないのですが

ピョコタン先生の動画は、大変考えさせられるものです。ピョコタン先生は御自身のキャラもあいまってこういう大胆な訴えができますが、自分にはそういうことはできないので、せめてご紹介だけでもと思いこちらに書かせていただきました

ちなみに上記の動画のあと、さらに後日談として動画があがっています↓

ピョコタン先生、あっぱれ

色々なご意見があると思いますが、皆様は、どう思われますか？


 
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