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ご無沙汰しております
いやー、先月から約3週間くらい格闘してきた青色申告…
無事提出いたしました
確定申告というのは、毎年2/16~3/15までの間に、昨年1年間(1/1~12/31)の所得を国に申告するというくそ面倒くさい一大イベントなのですが、私は毎年毎年3/12くらいにあわてて書類をつくり、最終日の夕方にあわてて提出しに行くというダメダメっぷりをかましておりました
しかし、今年とりかかったのはなんと2月下旬えらいなぜかって?それは…
初めての青色申告だったからです
昨年までは白色申告だったので、わりとかんたんな情報入力のみでササッと書類を作って提出できていましたが、昨年の確定申告時、私は"翌年は青色申告で申請するよ"という届け出をしていたのです
白色申告は、所得額すべてに対して税金が課税されますが、青色申告は、所得額から10万円or65万円を差し引いた額に対して課税されるというメリットがあるのですこれは、収入が不安定な漫画描きにとってはかなり大きい白色とあまり変わらない手順で出した場合でも10万円控除されます。そして、手間はかかりますが複式簿記で細かく書類を作って出した場合はなんと65万円の控除…がんばったもん勝ちみたいなある意味燃えるシステムになっていますが、簿記をやったことがない人や超多忙な先生は、たいてい税理士さんに依頼して複式簿記の書類を作ります
ところが私は持ち前の自堕落で、なんと税理士さんに前もって依頼をしておりませんでした(何やってんだw)
ぎりぎりでも依頼はできるのですが、税理士さんに支払う報酬がお高めになってしまうそうなので、泣く泣く会計ソフトを使って自力でやる羽目になったのですちょうど連載も終わったし時間もあるし。これはもう天の声が「お前一人でやれや」と言っているとしかおもえないジャジャーン
まず画材を購入したときの大量のレシート&光熱費などの領収書、打ち合わせのための交通費や名刺印刷代などを、勘定科目という分類別に分けていく作業から始めましたこれは大変ながらも、作業としては比較的スムーズにできました
そのあとの工程はちょっと説明しづらいので大胆に省きますが(想像しただけで面倒くさくなりました)とにかく大変で、毎日わからないことを税務署に電話してたずねたり、専門用語をググったり、会計ソフトのサポートに問い合わせたり、しまいには確定申告のセミナーまで受講しました(セミナーの内容は自力で調べたことしか出ませんでしたが…)
決算書の金額がしっちゃかめっちゃかになり、1週間ちかくかけて入力した会計ソフトのデータをすべて消去して、ショックで泣いた日もありました笑(我ながら、なぜ消したしとおもいました)
そんな格闘を繰り返し、ハッと気付けばもう3/13(ちなみに今年の提出最終日は3/16)
今年は提出しに行って、とんでもない間違いが発覚したりする可能性も考慮し、絶対に余裕をもって提出したいと思っていました何度も書類を確認して、コンビニのネットプリントで約2000円かけて印刷しました…(うちの複合機、印刷機能だけ息してないんです…)
さて、いよいよ満を持して税務署にやってきました。
いつもはできあがった書類を提出するだけの列に並ぶのですが、今回は初めて相談窓口や、これから作成する人たちのためのパソコンコーナーがある長蛇の列のほうに並びました。40分くらい待って、ようやく私の番になり、いろいろチェックしてもらいました
結果的に、お金をかけて印刷した総勘定元帳と仕訳帳は、提出不要ということでした2000円もったいなー(※提出は不要ですが保管は必要だそうです。データでも良かった…)
ところで、前のブログにちらっと書いた平均課税が適用されるのかという質問をしてずいぶんこの税理士さんを手間取らせてしまったのですが、結果的に私程度の所得では、平均課税を適用してもほとんど支払う税金は変わらないということでした(丁寧に計算してくれたのですが、10円しか安くならなかったそうですw)なので、だまって普通に申請することにしましたなんか、野球選手とか超売れっ子の作曲家さんだと、大きく変わってくるみたいです。
何はともあれ、なんとか自力で65万控除の青色申告、完了いたしました
提出しおわった人は、みんな解放感にかられるのか、独り言で「ハァ~おわったおわった」「無事にすんでよかったわぁ~」などと、つぶやきながら帰っていましたもちろん私もです。受験会場をあとにする受験生のような気分でした
パァァ・・・
解放感のあまり、電車に乗らず歩いて家路につきました
あとは、無事に還付金が戻ってくれば一安心といったところでしょうか…
ちなみに、来年の確定申告は少しでもラクにするために、経費の領収書ファイルを作りました
今まではガバッと開くタイプの入れ物に全部のレシートをドバッとまとめて入れていたのですが(左)、今年の分はよくつかう勘定科目別に分けて入れられるよう、わかりやすくしてみました(右)
サイフの領収書やレシートがたまってくると、都度仕分けて入れています。このファイルの中のレシートが経費で落とせるとおもうと、お金がたまってくみたいでけっこう楽しいです(錯覚ですがw)
次の確定申告は、もっとスムーズにできるように、毎年進化していけたら良いなとおもいますあと、お仕事も募集中なので、ご依頼お待ちしております
音無さん2巻、2/9発売です!各書店でも販売・取り寄せしていただけますので、もし良かったらぜひよろしくお願いいたします
↑ブログランキングのボタンを毎回こっそり貼っときます。もしよければポチっとひとつたのみます
いやー、先月から約3週間くらい格闘してきた青色申告…
無事提出いたしました
確定申告というのは、毎年2/16~3/15までの間に、昨年1年間(1/1~12/31)の所得を国に申告するというくそ面倒くさい一大イベントなのですが、私は毎年毎年3/12くらいにあわてて書類をつくり、最終日の夕方にあわてて提出しに行くというダメダメっぷりをかましておりました
しかし、今年とりかかったのはなんと2月下旬えらいなぜかって?それは…
初めての青色申告だったからです
昨年までは白色申告だったので、わりとかんたんな情報入力のみでササッと書類を作って提出できていましたが、昨年の確定申告時、私は"翌年は青色申告で申請するよ"という届け出をしていたのです
白色申告は、所得額すべてに対して税金が課税されますが、青色申告は、所得額から10万円or65万円を差し引いた額に対して課税されるというメリットがあるのですこれは、収入が不安定な漫画描きにとってはかなり大きい白色とあまり変わらない手順で出した場合でも10万円控除されます。そして、手間はかかりますが複式簿記で細かく書類を作って出した場合はなんと65万円の控除…がんばったもん勝ちみたいなある意味燃えるシステムになっていますが、簿記をやったことがない人や超多忙な先生は、たいてい税理士さんに依頼して複式簿記の書類を作ります
ところが私は持ち前の自堕落で、なんと税理士さんに前もって依頼をしておりませんでした(何やってんだw)
ぎりぎりでも依頼はできるのですが、税理士さんに支払う報酬がお高めになってしまうそうなので、泣く泣く会計ソフトを使って自力でやる羽目になったのですちょうど連載も終わったし時間もあるし。これはもう天の声が「お前一人でやれや」と言っているとしかおもえないジャジャーン
まず画材を購入したときの大量のレシート&光熱費などの領収書、打ち合わせのための交通費や名刺印刷代などを、勘定科目という分類別に分けていく作業から始めましたこれは大変ながらも、作業としては比較的スムーズにできました
そのあとの工程はちょっと説明しづらいので大胆に省きますが(想像しただけで面倒くさくなりました)とにかく大変で、毎日わからないことを税務署に電話してたずねたり、専門用語をググったり、会計ソフトのサポートに問い合わせたり、しまいには確定申告のセミナーまで受講しました(セミナーの内容は自力で調べたことしか出ませんでしたが…)
決算書の金額がしっちゃかめっちゃかになり、1週間ちかくかけて入力した会計ソフトのデータをすべて消去して、ショックで泣いた日もありました笑(我ながら、なぜ消したしとおもいました)
そんな格闘を繰り返し、ハッと気付けばもう3/13(ちなみに今年の提出最終日は3/16)
今年は提出しに行って、とんでもない間違いが発覚したりする可能性も考慮し、絶対に余裕をもって提出したいと思っていました何度も書類を確認して、コンビニのネットプリントで約2000円かけて印刷しました…(うちの複合機、印刷機能だけ息してないんです…)
さて、いよいよ満を持して税務署にやってきました。
いつもはできあがった書類を提出するだけの列に並ぶのですが、今回は初めて相談窓口や、これから作成する人たちのためのパソコンコーナーがある長蛇の列のほうに並びました。40分くらい待って、ようやく私の番になり、いろいろチェックしてもらいました
結果的に、お金をかけて印刷した総勘定元帳と仕訳帳は、提出不要ということでした2000円もったいなー(※提出は不要ですが保管は必要だそうです。データでも良かった…)
ところで、前のブログにちらっと書いた平均課税が適用されるのかという質問をしてずいぶんこの税理士さんを手間取らせてしまったのですが、結果的に私程度の所得では、平均課税を適用してもほとんど支払う税金は変わらないということでした(丁寧に計算してくれたのですが、10円しか安くならなかったそうですw)なので、だまって普通に申請することにしましたなんか、野球選手とか超売れっ子の作曲家さんだと、大きく変わってくるみたいです。
何はともあれ、なんとか自力で65万控除の青色申告、完了いたしました
提出しおわった人は、みんな解放感にかられるのか、独り言で「ハァ~おわったおわった」「無事にすんでよかったわぁ~」などと、つぶやきながら帰っていましたもちろん私もです。受験会場をあとにする受験生のような気分でした
パァァ・・・
解放感のあまり、電車に乗らず歩いて家路につきました
あとは、無事に還付金が戻ってくれば一安心といったところでしょうか…
ちなみに、来年の確定申告は少しでもラクにするために、経費の領収書ファイルを作りました
今まではガバッと開くタイプの入れ物に全部のレシートをドバッとまとめて入れていたのですが(左)、今年の分はよくつかう勘定科目別に分けて入れられるよう、わかりやすくしてみました(右)
サイフの領収書やレシートがたまってくると、都度仕分けて入れています。このファイルの中のレシートが経費で落とせるとおもうと、お金がたまってくみたいでけっこう楽しいです(錯覚ですがw)
次の確定申告は、もっとスムーズにできるように、毎年進化していけたら良いなとおもいますあと、お仕事も募集中なので、ご依頼お待ちしております
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