本日仕事から帰ったら、担当さんからネームの感想TELが来ました


















最近純粋な投稿原稿を描いていなかったので、久しぶりのネームでした。
ネームが編集部に到着してから３日くらいたつのに、ぜんぜん音沙汰なかったので「１ヶ月くらいネームさぼったから忘れられちゃったかなぁ・・」と不安が募っておりました。なので着信があるだけでテンションアップ

ここ数ヶ月ずっと自分の方向性に悩んでおり・・（もちろん少女漫画というジャンルは譲れませんが）つらい日々が続いていました。もともと漫画家になって描きたかったものというのが、人の心のダークな部分やシリアスな部分だったんですが、私がそういうジャンルを描いてもどうやら十中八苦おもしろくない出来になるようです。





















昔の担当さんには「あなたに王道はムリだよ。“ちょっと変な漫画”の位置のほうが向いてるよ」
と普通にショックなことを言われ（変な漫画ってなに！？と思った笑）今見ていただいてる担当さんにも
「絵のラインがハッキリしてるから（いい意味でも悪い意味でもなく）、素朴な話は似合わないかもね」
と、自分的には涙をぬぐいながら描いた感動のネームに、全ボツを言い渡されたりしました（遠い目）















お二方とも、担当についてくださったきっかけとなった作品は、気まぐれで描いたギャグとコメディでした。
ちなみに１人目の担当さんは、シリアスなネームにコメディ展開を提案し続けていらっしゃったので、私のほうでわけがわからなくなってしまい、ちょうど卒論の時期とも重なって連絡をとらなくなってしまったのでした。。

私はどちらかと言うと人見知りだし、今の派遣先でもお昼は気を遣うのが面倒だから話しかけられない限りほとんど１人で食事をしてるような人間なので（ブログでこんなうすら寒い発言していいのかアレですが）、そういうものを作るセンスはないと思っていました。

でも今回のネームは「もしかしてそっちのほうが向いてるのかも知れない」と強く感じながら作ったネームだったので、いつになく担当さんの反応が気になっていたのでした。（女の子を描くのが楽しくて大好きだけど、あえて登場人物が全員男という暴挙にでてみた）　　※ちなみに今の担当さんは女性

担「ごめん～、最近いそがしくてすぐに連絡できなかったんだ」
渡「あっ、いえっ！すみません忙しいのに！」
担「これ、ストーリー漫画じゃなくていっそギャグにしてみたら？」
渡「あの、でもそしたら次の投稿作もギャグにしなくちゃいけなくなりますよね・・」
担「一回息抜きの意味でギャグ描いちゃってもいいんじゃない？」

とのこと。『息抜き・・ということは・・？？』と思ったけどそこは今回深く聞きませんでした。
（まだ次を意識して描く段階じゃないってことだと思います）
それから、毎度言われていることですが、男キャラがかっこよく描けてない事を指摘され
 
担「もうちょっと垢抜けてほしいんだよね・・漫画雑誌とか雑誌を読むと、いまの流行ってる感じがわかるよ」
渡「どんな感じのものを見たらいいですかね」
担「BL雑誌とかなら、かっこいい男の子の描き方がわかりやすいかも。あとやっぱりファッション誌とか」
渡「じゃあBL漫画とメンズエッグ買ってみます・・」
担「なぜにメンズエッグ？」
渡「なんとなく、メンズエッグかなって・・」
担「確かにメンズエッグはおもしろいよ」


というわけでネームは全ボツにならず、私にしては割とよい手応えで直して送ることになりました

ただ、なぜか“メンズエッグを買う”という試練ができてしまったわけで・・
（自分で蒔いた種だけど）

・・メンズエッグ買うの何気にキンチョーする・・メンズノンノより何か敷居が高いよ・・胃が痛い・・


誰か変わりに買ってくれ。



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